2月2日(木)に行われた精神保健福祉ボランティア養成講座では、悠友ハウスの中澤所長より、「精神保健福祉の歴史から見た精神障害者の置かれている状況」について、精神保健福祉法の歴史と共に、精神障害者が受けてきた扱いや家族が背負わされた責任、精神科病院の特徴・経営を学びました。当事者と家族の関係、病院の事情により社会的入院になりやすい環境に今あることを改めて学びました。また、精神保健福祉法に変わっても、過去の精神障害者に対する過剰な扱いや報道により根付いた差別・偏見はいまだに続いており、障害について正しく知る機会を国によって奪われていたことも気付かされました。ただ、差別・偏見は少しの興味関心を持つことで変わることができるため、そこから一歩踏み出そうと思いました。
絆の会4本柱(当事者・家族・ボランティア・職員)からのメッセージでは、楽しいことを励みに頑張る当事者、障害を仲間と共に知って学んでいく家族、自分の持ち味や芸を活かして活動するボランティア・いろんな人と関わり悩みながらも当事者と一緒に進んでいく職員は、当事者を中心にお互い関係しあい支え合っていると感じたお話しでした。
以下、受講された方の感想です。(一部抜粋)
・日本では精神障害への対策が治安の観点から進められてきたこと、行政、病院、家族の利益が合致したことによって入院制度(隔離的な対応)が続いてきたこと、正しい知識を知らないことが社会の不安をあおり排除に向かってしまうのは、コロナも放射能も同じであり、いつどこで起きてもおかしくないものだと理解しました。
・どの時代も家族にかかってくる負担は違うけれど、あると感じました。家族の支えがなくてはならない。なので政策が家族を苦しめてしまうことがないよう自分に出来ることを勉強していきたいと感じました。当事者が意志を伝える・伝えられる生活しやすい人権が守られる社会に少しでも近づいていかれるよう今できることを考えていきたいと思いました。
・すべて完璧な人間はどこにもいないので、失敗があってもそれを糧にして理解を深めていくことが大切だなと思いました。
・相澤さん、山崎さん、吉池さん、志村さんで共通しているところはやりとりのキャッチボールができていたと思います。
そば工房 吉池

