4月15日のブログに「私の1冊「最初の質問」」がありました。
詩:長田弘、絵:いせひでこさんの「絵本」ですね。
長田弘さんの「絵のない絵本」です。
次に、その詩の一つを紹介します。出版:晶文社
三毛猫
猫は、いつもそこにいた。晴れた日も、雨の日も。寒い夜も、あたたかな夜も。白菜。ネギの束。ナスの山。曲がったキュウリ。泥鰌インゲン。タマネギ。カボチャ。キャベツ。季節季節の野菜のあいだに、猫は、赤い首輪をして、身をまるめて、じっと目をつむっていた。
私鉄の駅のある街のちいさな通りの八百屋だ。年のいった夫婦だけでやっている、気働きのいい八百屋で、いつも夜おそくまで店を開けていた。夜がふけてくると、店先に光りがあふれて、野菜も、猫も輝いて見えた。みごとな毛並みのおおきな三毛猫だった。 ある日、八百屋は店を休んだ。ちいさな貼り紙があり、「猫、忌中」とあった。翌日、八百屋は店を開けた。そして、いつもの場所に、こんどはとてもちいさな三毛猫が、赤い首輪をして、身をまるめて、じっと目をつむっていた。
この詩集では何気ない周りのモノと一緒に生きていることに気付かされます。ゆったりと時間が流れます 深呼吸の必要
\(T_T)/
事務局長 土屋
※家にこもることを余儀なくされる、こんな時なので、
おすすめの一冊があれば作者と出版元を書いて
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